Q. 本当に大腸がないんですか?
A. はい、本当にありません。
潰瘍性大腸炎という難病のために、腹腔鏡手術で全摘しました。10時間ほどの大掛かりな手術で、「こんな経験二度とない。」と担当医と家族にお願いをし、摘出した大腸の写真を撮ってもらいました。家族はもちろん初めて内臓を見て「ひー!」となりつつ、撮ってくれました笑
最初は怖かったし、何度も何度も何度も数え切れないくらい泣きました。というより、永遠に止むことなく泣き続けていました。
でも今は、「大腸がなくてもちゃんと生きていける」って、自分で証明中です。
Q. 手術後の生活って、どんな感じ?
A. 正直、大変なことも多いです。できるだけ明るく過ごしていたくても食後のありえないほど大きなガスの移動する音、グルグル動くガス、出したいけど上手く排出できないガス…仕事中は毎日そこが気になり、しんどいです。
でも、体とちゃんと向き合えるようになった気がします。食べるもの、休むタイミング、心の声…前より丁寧に自分を見つめるようになりました。
Q. トイレのこと、やっぱり気になる?
A. はい、やっぱり気になります。
外出時はトイレの場所を事前にチェックしたり、緊急時の備えも持ち歩いたりしています。旅先ではトイレ探しがプロ並みです笑
「備えてる安心感」で、気持ちはだいぶ軽くなります。
Q. 仕事はどうしてるの?
A. 体調と相談しながら、無理のないペースで働いています。
最初は「ちゃんと働けるかな?」って不安でした。再燃と寛解が続いて体調が悪かったこともあり、術前後は正社員で働いていたところから学童の非常勤とオンラインの講師の兼務へ転職をしていました。しばらく落ち着くまで兼務をし、今は学童での放課後児童支援員の資格も取り、社員として働いています!
環境や人、こども達に恵まれて、今は楽しく前向きに働けています。
Q. これからの夢は?
A. 同じような経験をした人や、悩んでいる人に「手術をしてもこんな感じに生きられているよ!私達は珍しい経験をして、痛みを知っているからこそ寄り添えることがあるよ!きっと誰かに役に立つよ!」って伝えられる存在になりたいです。
大きな夢じゃなくても、小さな言葉やつながりが、誰かの力になれると信じています。
Q. このブログでは何を書いていくの?
A. 自分の体験をベースに、「病気があっても暮らしは続く」というリアルを発信していきます。
時々ゆるっと雑談も交えながら、誰かの心が少しだけ軽くなるような場所にしていけたら嬉しいです。
それに…私自身も誰かに話したかったんです。なので、読んでいただけると私も嬉しいです☺️
色々な視点から、良かった商品の紹介もしますね!!